大学受験の方法は多様化しています。かつてのようにどの教科もまんべんなく点数を取らなくても、得意な科目に絞って受験することもできます。
しかし、推薦入試を験するにしても、一般入試で受験するにしても、普段からきちんと勉強しておく必要があります。推薦入試の場合は、特に中間・期末考査の点数が大きく影響します。
センター試験はすべての国公立大学と3分の2以上の私立大学が利用しています。06年度の受験者は約50万6千人となり、大学・短大入学者の約70%が受験しました。
本年度は、2018(平成30年)年1月13日(土)、14日(日)に、
追・再試験実施期日 2018年(平成30年)1月20日(土)、21日(日)に行われます。
センター試験では、高校1~2年生レベルの問題が出題されます。すべてマークシート形式です。ですので、5教科7科目をしっかりと総復習し演習を重ねておく必要があります。
06年度のセンター試験から、英語のリスニングテストが導入されました。一部で操作ミスなどの混乱が起こりましたが、おおむね問題なく進んだようです。リスニング対策も必要となってきます。
リスニングの受験は任意ですが、100点満点に換算するとリスニングを含めた場合の英語の平均点は、含めなかった場合よりも約9点高かったというデータもあります。
現在では、私立大学の入学試験はさまざまな方法で行われています。私立大学の入試は大きく、推薦入試・AO入試、一般入試、センター試験利用入試、後期試験の4つに分けられます。
一般試験の場合、文系・理系別に2~4科目が受験科目となります。基礎演習から応用問題、演習まできっちりと抑えておく必要があります。
国公立大学入試は、センター試験と、大学独自の個別試験の2つの結果で合否が決まります。個別試験には、日程の違う前期と後期があります。
2回受験できるからといって、チャンスが2倍になるわけではありません。前期試験で合格した場合、入学を辞退しないと後期試験は受験することができません。ほとんどの大学では、前期に7~8割の学生を募集していますし、前期では第一志望を受けるのが原則となっています。
前期試験の場合、2~4科目程度の応用問題演習をしておく必要があります。センター試験と違い選択式の問題はほとんどありません。記述式の問題の対策も必要となります。
後期試験の場合、学科試験だけでなく小論文・総合問題・面接などが課せられます。
いろいろな形で受験できるようになってきた現在、受験日程のスケジュールを立てるもの複雑になっています。