2003年の統計では、中学校卒業者の約97%が高等学校に進学しています。
工業科、商業科などの専門教育を行う学校がありますが、普通科高校が数も多く大学受験に適した教育をするため、普通科高校に進学する人が多いです。
入試の科目数は1科目の高校も5科目の高校もりますが、公立は多くが5科目、私立は3科目が多いようです。 また、学校によっては筆記試験と面接試験の両方を行うところもあります。
公立高校入試では中学入試や大学入試と違い、学力検査の結果のみによって合否が決定されるわけではありません。中学校の内申書(調査書)が重要視されます。
内申書(調査書)の記載内容のうち主なものをあげると、「各教科の学習の記録」「総合的な学習の時間の記録」「特別活動の記録」「行動の記録」「総合所見」があります。
これらの記入欄には,みなさんの日常の学習に対する努力や態度、ボランティア活動など校外での活動、学校生活全体を通して見た生活態度や進路に対する意識、興味・関心等に基づき中学校生活全体の様々な記録が記入されます。
高校はこれらの記載内容を精査し、みなさんの多様な個性や能力、興味・関心等を評価することで、自校の求める生徒像に合致するかどうか、あるいは学科・コースにふさわしい適性があるかどうかなどについて、総合的に判断し、合否決定の資料として活用します。
8月下旬 | 進学塾模擬試験(夏期) |
10月~11月 | 高校の学校説明会 |
11月~ | 入試要項(生徒募集要項)発表 |
12月上旬 | 公立中学校2学期末テスト |
12月下旬 | 進学塾模擬試験(冬期) |
1月中旬 | 公立中学校学年末テスト |
1月~2月 | 私立高校一般入試 |
3月 | 公立高校一般入試 |
中学生は、親よりも部活や友達が大切になりはじめる時期です。しかし、高校受験は将来を左右しかねない大切な決断ですから親御さんがしっかりサポートしてあげましょう。
学校や塾に頼りきりになるのではなく、高校受験のスケジュールをしっかりと把握してください。時期によってしなければならないことは変わってきます。
また、冬が勝負になりますから、体調管理には気をつけたいものです。ここまで受験のための準備を重ねてきても、本番であがってしまったり、体調を崩してしまってはまったく意味がありません。特に、入試本番とインフルエンザ流行の時期が重なることがあります。
受験生本人だけでなく、家族も予防接種を受けるなど、受験生によって最良のコンディションづくりのため、万全の対策を立てましょう。
学校や集団指導の塾は個々の生徒の学習理解状況・習熟度に合わせてはくれません。
中学生時代は最も学力で差がつく時期。高校受験合格に向けたキメの細かいサポートが必要です。
実績あるとデータのある家庭教師派遣会社では、現状分析から個別カリキュラムを作成し、効率的な学習方法により指導してくれます。また8月ごろまで部活に励み、9月から受験モードに入るお子様には、効率的かつ集中的に学習できる家庭教師がぴったりです。
思春期のお子様は、親御さんよりも家庭教師の先生に相談しやすいこともあるでしょう。先生とのコミュニケーションが密にとれる家庭教師は、親子関係にとってもいいのかもしれません。